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みなさん、ごぶさたしております。 ゴールデンウイークが終わり、2週間ほど神戸に戻っていました。 海に行く日以外は、夜中の1時頃まで仕事の毎日。 正直、精神的にもかなり疲れてきて、ブルミンゴも働き方改革が必要だなと、心から感じた日々。 でもこうして忙しく仕事ができるということは、たくさんの人に支えられているおかげだなと、あらためて感謝しました。 ありがとうございます。 前置きはいいとして、23日から石垣島です。 今回は6月7日まで潜って、8日から奄美大島を経由して11日に神戸へ。 12日から事務所に出る予定です。 さて、今年もやってきました。 サンゴの産卵ウイーク !! 昨日からサンゴの調査と産卵ポイントの調査を兼ねて潜っています。 2週間近くの長丁場となるので、今晩は焼肉を食べて力をつけました。 肉を食べるとやっぱり元気になる。最近はそんなに量は食べなくなったけど。 昨日はファンダイブをしながら、サンゴの様子を観察してきました。 2年前からサンゴの産卵の観察で潜っているフサキ沖のポイント。 最初の年は見渡す限り、いろいろなサンゴが元気だったのですが、その夏のサンゴの大量白化によりダメージを受け、昨年は見るも無惨な状態になってしまいました。 いくつか生きているであろうミドリイシもあったのですが、結局、それらのミドリイシの産卵は昨年は確認できず。 キクメイシや被覆系サンゴの産卵は見ることができました。 今年の候補のポイントで、夜に潜る前に、昼間の状態をチェックしました。 死んでしまった風に見えるサンゴの骨格の先に、新しいサンゴが伸びてきています。 上の2枚はスギノキミドリイシという、枝サンゴの仲間。 どこからか卵が流れてきて、着床した新しいサンゴもところどころに見ることができます。 これらは、まだ産卵できるほど成熟してないんじゃないかな・・・ と思われます。ミドリイシの仲間だけど、このサイズだと名前がわからない。 ところどころ白化のダメージを受けている、クシハダミドリイシ。 正直、今年は過去何年か見ていたような、ミドリイシの大産卵は見ることができるかどうかはわからない状態です。 でもこれらのダメージを受けたサンゴが産卵してくれるかどうかを、しっかりと見届けたい。 写真や動画で撮って絵になるかどうかは別として、生き残ったサンゴが産卵し、かつてのようにあたり一面がサンゴに覆われるよう、再生の一途をたどる状態を、自分の目で見ることができたらうれしいなと思います。 明日、28日からは大潮。 29日は満月。卵を持った状態のサンゴがあることは確認できたので、粘り強く観察していこうと考えています。 このような状態なので、絶対に産卵が見れるとは言い切る自信はありませんが、一緒に潜ってくれるダイバーの方を募集しています。興味のある方は、お気軽にご連絡ください。 これはあくまでも僕の予想であり、外れることもあることを承知で読んで欲しいのですが、5月31日頃からがミドリイシを狙うには確率が高いんじゃないかと考えています。 昨年、一昨年も確認したキクメイシの産卵は、もう少し早いかもしれません。 昨日も昼間、産卵したあとのもやもやが漂っている被覆系のサンゴと、ハナガササンゴの仲間(?)のサンゴの産卵を見ることができました。 サンゴの産卵が見れるかどうかは別として、月明かりの下でのんびりと海に潜ることができるというのは、最高に贅沢な時間です。傷ついて再生の途をたどるサンゴたちが、自分たちの命をつなごうとする姿は、とても感動的です。ひとりでも多くの方と一緒に、この時間を共有したいです。皆さまの参加をお待ちしております。
by blumingo
| 2018-05-28 01:05
| ダイビング
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