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今回のキューバツアーのメインは、カヨラルゴ島でのダイビング。
カリブ海随一のダイビングポイントということだけはインターネットを駆使してヨーロッパのダイビングサイトを探し回って見つけたけれど、細かい情報は皆無に近い。 ハバナ近辺やバラデロでのダイビングは日本人のブログで確認できたけど、どうやってもカヨラルゴでダイビングをするにはどこに頼めばいいのか、料金がいくらかかるのか、何時にどこに行けばダイビングができるのか、インターネットで調べればたいていのことができる21世紀の日本でも、まったくお手上げ状態。 今回のツアーでハバナまでの航空券とハバナでの宿泊先を手配してもらった日本の旅行会社でも、 「カヨラルゴはいいところですよ。 ぜひ、ダイビングしてください」 と言われるだけで、ダイビングの手配はできることはしますが、内多さんの方でお願いします・・・とのこと。 ハバナからカヨラルゴまでの飛行機のチャーターと、カヨラルゴでの宿泊を手配してくれたキューバの旅行会社でも、ダイビングの手配はやりたくないとのこと。 英語も簡単な会話だけ、スペイン語は挨拶だけしかできない僕のレベルでは、どうすんねん???っていう感じ。 ツアーを組んだ手前、何とかしないとしかたがないと思って、現地のダイビングショップが紹介されていたサイトから、メールアドレスを拾ってダイビングを申し込む。なかなか返事が返ってこなかったけれど、最初のうちは、ガラパゴスもこんな感じだったので、辛抱強く待つ。 返事は来ない・・・ もう一度メールを送る。 スペイン語の自動返信メールは来るけど、あらためて連絡をしますということしか書いていない。 出発まで1カ月を切った頃から、さすがに不安になってきた。 日本の旅行会社からも連絡を取ってもらおうとしたけれど、結果は同じ。 電話の事情もあまりよくないのか、日本からかけても繋がらないと言う。 しかたがないのでメキシコから電話をしてもらうと、とりあえずダイビングセンターには電話は繋がるが、予約のことはわからないと言われて電話を切られたらしい。 出発まで2週間を切った頃にはかなり焦ってきたけれど、僕もフィリピンツアーが入っていてそれ以上動けず。 出発の1週間前になって、ようやく現地のダイビングセンターから、ダイビングの経験やCカードランク、健康状態などを送れと連絡が来た。 連絡があったのはうれしかったけれど、メールを送り続けていた店とは違うところからの返事。 この店のホームページを探したけれど、見つからない。スペイン語と英語のちゃんぽんになったメール。すべてスペイン語なら辞書や翻訳サイトで多少は意味はわかるけど、どこまでが英語でどこからがスペイン語かがわからないので、かなり意味不明の内容。日本語と中国語を合わせて書いた文章をイメージしてもらえばいいと思う。 集合時間や港への行き方等が書かれているのだが、集合場所や集合時間がわかったところで、アクセスについては何も書かれていない。空港からどれくらいの時間がかかるのか、空港にタクシーはいるのか、宿泊先のホテルからは近いのか・・・どこのダイビングセンターが予約を受けてくれたのか。 謎だらけ。 う〜ん・・・ さらに不安が大きくなる。 質問事項を箇条書きにして、送られてきたメールアドレスに返信する。 返事は来ない・・・ キューバ到着初日はハバナで泊まるので、とりあえずキューバに着いてから電話をかけるしかないなと思って覚悟を決める。 日本を出発する当日の朝に、ようやく返事が届く。 ただ、一言だけ。 「ノー・プロブレム。予約は許可された」 う〜ん・・・ かなり、上からの返事。 このあたりは社会主義の国だからしかたがないのか? ここまでくると、こちらも 「潜らせてくれてありがとう !!」 って、わけのわからないことに感激するような精神状態になってきた。 ツアーを組むことになった時から、日本の旅行会社の方からは、 「何が起こるかわからないですが、それでも良ければやりましょう」 と言われていた意味が、ようやく理解できてきた。 理由もなく飛行機が欠航になったり、当日いきなりホテルが変更になったりすることも珍しくないらしく、臨機応変に対応するようには心がけていたつもりだったけど、出発前からこんな感じだと、これから何が起こるのか、内心ドキドキのツアー。 続きはまた明日。 カヨラルゴでのダイビング、ちょこっとだけ動画で・・・
by blumingo
| 2016-02-18 19:56
| ダイビング
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