昨日から宮古島ツアー。
1年ぶりの宮古島でのダイビングだったけど、やっぱりここの海、好きだな。
1ダイブ目は蜂の巣ホール。
写真ではイマイチ伝わらないけど、朝の太陽が穴の中に差し込んでキラキラしてる。
ここにいることができて幸せだなって心から思える瞬間。
ダイバーで良かった。
まっ暗な世界に頭の上から光が差してくる世界。
どんなシャンデリアよりも豪華な光が、どんな長時間寿命のLED電球なんかよりも切れることなく、永遠に降り注いでくれる。
そんな世界がここにある。
外に出ようと思えばいくらでも泳いでいけるのに、この闇と光の世界で暮らす魚たち。
海の中のニートなのかな・・・
2ダイブ目は、通り池。
知らない人のために簡単に説明すると、岸の近くのドロップオフにエントリーすると、大きくアーチ状に穴が開いている場所があります。
この穴は陸を貫いて、その奥にある池にまで続いています。
アーチの中は、海水と池の淡水が混じりあって独特の色を形成している。
その日の水の混ざり方や天候、光の入り方によって、水の色がいろんな色に変化します。
それが独特のグラデーションを形成したり、不思議な世界。
アーチの天井は水深25mくらい。
水底は40m以上の深さ。
そんな不思議な色の世界を泳いでいきます。
言葉では表現できない空間を飛んでいる感じ。
ここを通り抜ける何分間かが、至福の時間。
自分の吐く息の泡の音だけが、静寂の世界に響く贅沢な時間。
泳いでいる間にも、自分の周りの色は刻々と変わります。
ここを抜けると、池の底。
そのまま浮上すると、青空と太陽が待っている。
しばらく池の水面で自然の空気を吸い込んでリラックス。
帰りは池の底から海に続く穴を抜けて戻ります。
池に向かう時と海へ向かう時の水の色がまた違う。
それなりのスキルも必要なので、しっかりと潜れるようになってから宮古島に行って、通り池に潜って欲しいな。
3ダイブ目は、なるほどザケーブ。
ここは狭い水路の迷路を泳いでいくと、いつの間にか最初に入った穴の横に出てくるという不思議な地形ポイント。
こんなところに入るの?
と思いながらも、狭くて途中で引き返すことはできないので、暗くなったり明るくなったりする穴を抜けていくスリル満点のダイビング。
沖にはスミレナガハナダイが群れていたりして、なかなか見どころ満載。
今日はこんな感じで潜ったけれど、明日も宮古島の海を満喫できたらいいな。